日本初のPRRT保険診療が2021年に開始され、web講演会が期間限定で公開中です。
各分野の高名な先生方の講演が無料で見られます。是非ご覧ください。
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神経内分泌腫瘍に対するPRRT(Peptide Receptor Radionuclide Therapy)は、
海外では長年の実績のある治療です。
しかし日本では法規制の問題などもあり、治療を行うことが困難でした。
横浜市立大学附属病院をはじめとする関係各位の多大な尽力のお陰で、
2021年10月から日本でもPRRT保険診療が開始されました。
海外で治療を受けてきた患者さん達、治療を断念してきた患者さん達のことを考えると、
非常に画期的なことです。
金沢大学附属病院は、日本で初めてPRRT保険診療を開始した3つの病院の1つです。
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ルタテラ全国WEB講演会 参加申込サイトへのリンク
配信期間:2022年3月1日[火]-3月27日[日]
■はじめに
核医学治療(PRRT)国内導入に関する取り組みと国内導入後の意義
金沢大学医薬保健研究域 医学系 核医学 教授 絹谷 清剛 先生
神経内分泌腫瘍への取り組みとPRRTへの期待
京都大学 名誉教授 今村 正之 先生
■臨床 神経内分泌腫瘍に対するPRRT
PRRTの概要と実施について
横浜市立大学附属病院 放射線科 高野 祥子 先生
海外第Ⅰ/Ⅱ相および海外第Ⅲ相試験(NETTER-1)について
国立がん研究センター東病院 肝胆膵内科 池田 公史 先生
国内第Ⅰ相試験とPRRTの使用経験
横浜市立大学大学院 医学研究科 がん総合医科学 小林 規俊 先生
国内第Ⅰ/Ⅱ相試験と治療症例の紹介
東京医科歯科大学病院 肝胆膵外科 工藤 篤 先生
PRRTの位置づけとJNETSガイドライン改訂について
福岡山王病院 膵臓内科 神経内分泌腫瘍センター 伊藤 鉄英 先生
■放射線管理 PRRTを実施するために必要な情報
放射性医薬品の取り扱いについて
横浜市立大学附属病院 放射線部 尾川 松義 先生
特別措置病室でのPRRT実施について
横浜市立大学附属病院 臨床試験管理室 木藤 理恵 先生
■特別講演
海外でのPRRTの歴史と意義
Erasmus MC & Erasmus MC Cancer Center, Professor of Endocrine Oncology
Wouter W. de Herder
以上です。是非ご覧ください。