神経内分泌腫瘍の患者様を対象としたルテチウム治療(PRRT)のご案内
■医療関係者の皆様へ
金沢大学附属病院 核医学診療科では「ソマトスタチン受容体陽性の神経内分泌腫瘍」の患者様を対象に、ルテチウムオキソドトレオチド注射液(ルタテラ®静注)を用いた治療を2021年10月から開始しました。治療を検討される患者様がいらっしゃいましたら、お問い合わせください。
ルテチウムオキソドトレオチド注射液は177Lu(ルテチウム)を用いたペプチド受容体放射性核種療法(Peptide Receptor Radionuclide Therapy: PRRT)製剤です。海外では以前から治療実績があり、日本では2021年6月に製造販売承認され、9月から保険診療が開始されました。
■患者様へ
ご興味のある方は、本治療の適応について主治医にお尋ねください。当科では、ご紹介を受けた患者様に対して外来にて説明および検査を行った上で治療を計画いたします。