心サルコイドーシスを疑われてFDG-PET検査を実施された患者様
(* 改訂:2019/9に登録目標人数と研究責任者所属を改訂しました *)
金沢大学附属病院では、心サルコイドーシス患者の予後の実態を多施設共同研究として明らかにし、18F-FDGイメージングの臨床的意義を検証するための研究を実施しています。
研究課題名
2015年改定診断基準に準拠した心サルコイドーシス患者における予後追跡調査に関する研究
研究の対象
2015年の心サルコイドーシス改定診断基準に基づいて診断が確定した患者で、FDG-PET検査を実施し、診療録により予後に関する情報が収集可能な患者
目標症例数と登録期間
全国で目標
300症例
承認日から
2022年3月31日まで
研究の方法と研究に用いる試料・情報の種類
- 診療録より収集する情報:
- 年齢、性別、症状、心電図情報、血液検査データ、FDG等の画像検査結果、合併症、既往歴
- 薬剤治療の内容、心臓デバイス治療、予後(死亡および重症心事故)
- これらの情報は、病院内で診療録から調査後に匿名化され,統計データとして中央解析施設である金沢大学(金沢大学大学院機能画像人工知能学)に送付されます。
- 金沢大学では,収集されたデータをもとに心サルコイドーシス患者における診断基準や予後に関する統計処理が実施されます。
プライバシーの保護について
- 上記の情報は病院内で診療録から調査され、匿名化(患者個人情報が推定できない形式)にしたのち、中央解析施設で統計的に処理されます。従って、この中央解析施設には一切の個人を識別できる情報はありません。
- この研究の過程では、個人情報の漏洩が起きないように十分の注意を払います。
研究組織
- 金沢大学における研究責任者
- 金沢大学大学院機能画像人工知能学 中嶋憲一
- 情報管理責任者:金沢大学大学院機能画像人工知能学 核医学 渡辺 悟
- 研究全体の研究代表者
- 中田智明 函館五稜郭病院・循環器内科
- 中嶋憲一 金沢大学大学院機能画像人工知能学
- 参加施設(2019/9現在)
- 函館五稜郭病院,金沢大学,北海道大学,東京女子医科大学,兵庫県立姫路循環器病センター ,日本医科大学,東邦大学医療センター大橋病院,旭川医科大学,札幌医科大学 ,東京医科大学,福島県立医科大学,関西医科大学
- この他に参加施設が増える可能性がありますが、同様の施設毎の倫理審査を実施後に参加します。
研究参加を希望されない患者様へ
- 心サルコイドーシスを疑われてFDG-PET検査を実施された方で、もしこの研究への参加を希望されない場合は、下記に2019年12月27日までにご連絡ください。
- なお、匿名化されますので、それ以後の情報の消去はできません。
問い合わせ先
金沢大学医薬保健研究域医学系核医学(金沢大学大学院機能画像人工知能学)中嶋憲一 電話:076-265-2333