進行中の研究に関する公示anouncement
人工ニューラルネットワークを用いた心筋血流解析ソフトウェアの臨床応用に関する研究
金沢大学附属病院核医学診療科で負荷心筋シンチグラフィ検査を行った患者さんへ
人工ニューラルネットワークを用いた心筋血流解析ソフトウェアの臨床応用に関する研究について
心臓核医学における心筋血流やデータの解析には、コンピュータの利用が不可欠です。本研究課題責任者らはこれまでに、人工ニューラルネットワークを利用した心筋血流解析ソフトウェア（cardioREPO）を開発しました。
しかし、本ソフトウェアを臨床に応用する際に重要となる詳細な診断能、汎用性等についてはこれまでまとまった研究がなく、詳しく分かっていませんでした。こうした疑問に答えるために、2017年6月（金沢大学医学倫理委員会の承認日）から2022年3月まで、当院で得られた検査結果などを解析する研究を予定しております。
この研究ではこれまでに行われた検査などのデータを使いますので、患者さんの負担はありませんし、今後の治療方針にも影響しません。また費用の負担もありません。
なお、この研究は、金沢大学医学倫理審査委員会の審査を受け、金沢大学医薬保健研究域長の承認を得て行っているものです。
１．研究の対象
2012年1月から2021年3月までに当院核医学診療科で負荷心筋シンチグラフィ検査を行った患者さんで、この研究に参加したくない方がいらっしゃいましたら、そのことをお申し出ください。その場合、データは使いませんし、またこれからの治療に差し支えることは全くありません。また、ご自分がこの研究の対象になっているかお知りになりたい方についても、お調べしお答えいたします。
２．研究の目的について
研究課題名：人工ニューラルネットワークを用いた心筋血流解析ソフトウェアの臨床応用に関する研究
この研究では虚血性心疾患あるいはその疑いの患者さんに実施された負荷心筋シンチグラフィ検査のデータを元に匿名化データを作成し、人工ニューラルネットワークを心筋血流解析に用いた際の詳細な診断能、汎用性、読影に対する貢献度、リスク層別化能等を調べることを目的としています。
３．研究の方法について
この研究では、2012年1月から2021年3月までに当院核医学診療科で負荷心筋シンチグラフィ検査を受けた虚血性心疾患あるいはその疑いの患者さんについて、その心筋血流画像データや、電子カルテに記載されている診療情報を使います。そのときに患者さんのお名前などの個人情報を削除します。この後、必要なデータをまとめ、人工ニューラルネットワークを心筋血流解析に用いた際の詳細な診断能、汎用性、読影に対する貢献度、リスク層別化能の評価等についての研究を行います。集めたデータは学会や論文などに発表される事がありますが、個人情報が公表されることはありません。
４．研究期間
この研究の期間は、2017年6月28日（金沢大学医学倫理委員会の承認日）から2022年3月31日までです。
５．研究に用いる試料・情報の種類
画像サーバーのデータより抽出した情報：負荷心筋シンチグラフィの画像データ
電子カルテのデータより抽出した情報：年齢、性別、身長、体重、冠危険因子（高血圧、脂質異常症、喫煙、糖尿病、高尿酸血症、肥満、慢性腎臓病、家族歴）、虚血性心疾患の病歴、冠動脈狭窄の有無、採血データや各種のマーカー等
６．外部への試料・情報の提供・公表
情報を匿名化した上で、CD-ROMや安全性が確認された専用サーバーを用いてデータを圧縮転送します。
７．予想される利益と不利益について
この研究はデータの調査だけを行う研究であり、この研究に参加しても患者さんに直接の利益はありません。予測される不利益として個人情報の流出の可能性は0ではありませんが、そういうことがないようにデータの取り扱いについては、外部に漏れることが無いよう細心の注意を払います。
８．プライバシーの保護について
この研究では、患者さんのお名前に対応する番号をつけた一覧表を作りますが、統計処理を行う際に匿名化データにして、個人を特定できないようにします。
また、この研究で得られた結果は学会や医学雑誌等に発表されることがありますが、あなたの個人情報などが公表されることは一切ありません。
９．研究参加に伴う費用の負担や通院について
この研究に参加することによる費用の負担や研究のためだけの新たな通院はありません。
１０．研究組織
金沢大学医薬保健研究域医学系核医学 中嶋 憲一
その他、人工ニューラルネットワークを用いた心筋血流解析共同研究機関 13機関
函館五稜郭病院 循環器内科
市立秋田総合病院 循環器内科
東京医科大学病院 循環器内科
東京医科大学八王子医療センター 循環器内科
東京女子医科大学病院 核医学科
日本大学病院 循環器内科
横浜市立大学 循環器内科
金沢医科大学 物理学教室
公立松任石川中央病院 甲状腺診療科
藤田保健衛生大学病院 循環器内科
国立循環器病研究センター 放射線部
兵庫県立姫路循環器病センター 循環器内科
長崎大学 原爆後障害医療施設アイソトープ診断治療学研究分野
１１．研究への不参加の自由について
情報が当該研究に用いられることについて、患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には、研究対象としませんので、2022年3月31日までに下記の問い合わせ先までお申出ください。ただし、匿名化データを作成した後は個人が特定できないため削除できません。
１２．個人情報の開示について
金沢大学における個人情報の開示の手続については、次のホームページを参照してください。
http://www.adm.kanazawa-u.ac.jp/ad_syomu/kojin-jyouho/
１３．研究計画書など資料の入手について
この研究の研究計画書などの資料が欲しい、またはごらんになりたい場合は、研究に関する窓口に問い合わせてくだされば、対応いたします。
１４．研究に関する窓口
この研究の内容について、わからない言葉や、疑問、質問、自分がこの対象の対象になるかなど、更に詳細な情報をお知りになりたいときには、遠慮せずにいつでもお尋ねください。
研究機関の名称：金沢大学医薬保健研究域医学系核医学
研究責任者：中嶋 憲一
問合せ窓口：中嶋 憲一
住所：金沢市宝町13-1
電話：076-265-2331（核医学）
研究代表者
金沢大学医薬保健研究域医学系核医学 中嶋 憲一
人工ニューラルネットワークを用いた心筋血流解析ソフトウェアの臨床応用に関する研究について
心臓核医学における心筋血流やデータの解析には、コンピュータの利用が不可欠です。本研究課題責任者らはこれまでに、人工ニューラルネットワークを利用した心筋血流解析ソフトウェア（cardioREPO）を開発しました。
しかし、本ソフトウェアを臨床に応用する際に重要となる詳細な診断能、汎用性等についてはこれまでまとまった研究がなく、詳しく分かっていませんでした。こうした疑問に答えるために、2017年6月（金沢大学医学倫理委員会の承認日）から2022年3月まで、当院で得られた検査結果などを解析する研究を予定しております。
この研究ではこれまでに行われた検査などのデータを使いますので、患者さんの負担はありませんし、今後の治療方針にも影響しません。また費用の負担もありません。
なお、この研究は、金沢大学医学倫理審査委員会の審査を受け、金沢大学医薬保健研究域長の承認を得て行っているものです。
１．研究の対象
2012年1月から2021年3月までに当院核医学診療科で負荷心筋シンチグラフィ検査を行った患者さんで、この研究に参加したくない方がいらっしゃいましたら、そのことをお申し出ください。その場合、データは使いませんし、またこれからの治療に差し支えることは全くありません。また、ご自分がこの研究の対象になっているかお知りになりたい方についても、お調べしお答えいたします。
２．研究の目的について
研究課題名：人工ニューラルネットワークを用いた心筋血流解析ソフトウェアの臨床応用に関する研究
この研究では虚血性心疾患あるいはその疑いの患者さんに実施された負荷心筋シンチグラフィ検査のデータを元に匿名化データを作成し、人工ニューラルネットワークを心筋血流解析に用いた際の詳細な診断能、汎用性、読影に対する貢献度、リスク層別化能等を調べることを目的としています。
３．研究の方法について
この研究では、2012年1月から2021年3月までに当院核医学診療科で負荷心筋シンチグラフィ検査を受けた虚血性心疾患あるいはその疑いの患者さんについて、その心筋血流画像データや、電子カルテに記載されている診療情報を使います。そのときに患者さんのお名前などの個人情報を削除します。この後、必要なデータをまとめ、人工ニューラルネットワークを心筋血流解析に用いた際の詳細な診断能、汎用性、読影に対する貢献度、リスク層別化能の評価等についての研究を行います。集めたデータは学会や論文などに発表される事がありますが、個人情報が公表されることはありません。
４．研究期間
この研究の期間は、2017年6月28日（金沢大学医学倫理委員会の承認日）から2022年3月31日までです。
５．研究に用いる試料・情報の種類
画像サーバーのデータより抽出した情報：負荷心筋シンチグラフィの画像データ
電子カルテのデータより抽出した情報：年齢、性別、身長、体重、冠危険因子（高血圧、脂質異常症、喫煙、糖尿病、高尿酸血症、肥満、慢性腎臓病、家族歴）、虚血性心疾患の病歴、冠動脈狭窄の有無、採血データや各種のマーカー等
６．外部への試料・情報の提供・公表
情報を匿名化した上で、CD-ROMや安全性が確認された専用サーバーを用いてデータを圧縮転送します。
７．予想される利益と不利益について
この研究はデータの調査だけを行う研究であり、この研究に参加しても患者さんに直接の利益はありません。予測される不利益として個人情報の流出の可能性は0ではありませんが、そういうことがないようにデータの取り扱いについては、外部に漏れることが無いよう細心の注意を払います。
８．プライバシーの保護について
この研究では、患者さんのお名前に対応する番号をつけた一覧表を作りますが、統計処理を行う際に匿名化データにして、個人を特定できないようにします。
また、この研究で得られた結果は学会や医学雑誌等に発表されることがありますが、あなたの個人情報などが公表されることは一切ありません。
９．研究参加に伴う費用の負担や通院について
この研究に参加することによる費用の負担や研究のためだけの新たな通院はありません。
１０．研究組織
金沢大学医薬保健研究域医学系核医学 中嶋 憲一
その他、人工ニューラルネットワークを用いた心筋血流解析共同研究機関 13機関
函館五稜郭病院 循環器内科
市立秋田総合病院 循環器内科
東京医科大学病院 循環器内科
東京医科大学八王子医療センター 循環器内科
東京女子医科大学病院 核医学科
日本大学病院 循環器内科
横浜市立大学 循環器内科
金沢医科大学 物理学教室
公立松任石川中央病院 甲状腺診療科
藤田保健衛生大学病院 循環器内科
国立循環器病研究センター 放射線部
兵庫県立姫路循環器病センター 循環器内科
長崎大学 原爆後障害医療施設アイソトープ診断治療学研究分野
１１．研究への不参加の自由について
情報が当該研究に用いられることについて、患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には、研究対象としませんので、2022年3月31日までに下記の問い合わせ先までお申出ください。ただし、匿名化データを作成した後は個人が特定できないため削除できません。
１２．個人情報の開示について
金沢大学における個人情報の開示の手続については、次のホームページを参照してください。
http://www.adm.kanazawa-u.ac.jp/ad_syomu/kojin-jyouho/
１３．研究計画書など資料の入手について
この研究の研究計画書などの資料が欲しい、またはごらんになりたい場合は、研究に関する窓口に問い合わせてくだされば、対応いたします。
１４．研究に関する窓口
この研究の内容について、わからない言葉や、疑問、質問、自分がこの対象の対象になるかなど、更に詳細な情報をお知りになりたいときには、遠慮せずにいつでもお尋ねください。
研究機関の名称：金沢大学医薬保健研究域医学系核医学
研究責任者：中嶋 憲一
問合せ窓口：中嶋 憲一
住所：金沢市宝町13-1
電話：076-265-2331（核医学）
研究代表者
金沢大学医薬保健研究域医学系核医学 中嶋 憲一