■課題名■
FDG-PETを用いた薬剤関連顎骨壊死の診断に関する研究
 
□内容
抗骨吸収薬や血管新生阻害薬などの副作用の一つとして、顎骨壊死が数多く報告されてきました。この研究では、この薬剤関連顎骨壊死の診療（早期発見、治療効果判定など）における、FDG-PETの有用性を検証する事を目的としています。
 
□対象と方法
本研究の遂行にあたっては、過去に実施されたFDG-PET画像データ（金沢先進医学センターで撮像）を用います。この際に全ての患者情報は匿名化されており、個人を特定する事はできません。ただし、状態を総合的に評価するために採血データやX線写真、CT検査、MRI検査、骨シンチグラフィ検査などを参照しますので、個人情報が漏洩する事がないように十分注意を払います。
 
□結果の公表
研究結果は学術研究会や学会誌等に発表されます。この場合も個人情報は完全に匿名化されており、公開される事はありません。なお、研究の過程において随時研究のまとめと公表が行われる可能性があります。その際、その時点までに研究不参加の意思表示があった場合は、その方を除外してまとめられます。
 
この研究は匿名化された情報をもとに行いますが、その実施の全過程において、個人情報保護に十分の注意を払います。もし、本研究についてお問い合わせがある場合や個人データの利用の有無についてのお問い合わせがある場合は、2021年12月31日までに下記にご連絡ください。
 
□研究責任者
金沢大学医薬保健学域医学類・核医学
中嶋憲一（電話：076-265-2333）