Case YY01

先天性副腎過形成（21-hydroxylase欠損症）

Congenital adrenal hyperplasia (21-hydroxylase deficiency)

症例解説と読影のポイント

• 画像をどう読むか
  • I‐131 adosterol
    • (非抑制下)　両側副腎に強い集積を認めた。　
    • (デキサメサゾン抑制下)　両側副腎に集積増加を認めたが、非抑制下 と比し両側とも同程度に抑制が認められた。
    • よって、右副腎腫瘍は、non-functioning tumorであることが示唆された。
  • X線CT所見
    • 腹部CTにて両側副腎の腫大を認め、右副腎に大きさ1.5cm×1.2cmで、表面平滑、内部均一、造影効果を認めないmassを認めた。
  • MRI所見
    • 右副腎では、大きさ2×1cmのmassが認められ、T1W1で中程度の信号、T2W1で、脂肪組織と同程度の信号を呈した。
    • 一方、左副腎は、全体の形態を保ったまま、腫大を認めた。
• 解説
  • 準備中
　

Back

Case Index

Nucl Med Home

Update: Sep 24, 1999