Case KM06
Carcinoid tumor
肺カルチノイド腫瘍
症例解説と読影のポイント
- 画像をどう読むか
- X線CT:左肺野に境界の明瞭な孤立性結節性病変を認め、造影にて淡く染まっている。
- 肺201Tl SPECT:早期像、後期像とも病変部への集積が明らかに認められる。
- 18F-FDG PET: 病変部への集積は淡く、201Tl より不明瞭。
- 解説
- FDG集積は淡く、Tl集積のほうが明瞭なパタ-ンを示す疾患は大変まれであり、細気管支肺胞上皮癌や高分化型腺癌で見られる。
- カルチノイドもこのパタ-ンを示す疾患に加えたほうが良いようです。
- 文献
- Erasmus JJ, McAdams HP Patz EF, Coleman RE, Ahuja V, Goodman PC. Evaluation
of primary pulmonary carcinoid tumors using FDG PET. AJR; 170: 1193-1198, 1998.
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Update: Dec 6, 2002